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    スイートコーン販売終了しました。

    (2014年9月5日)


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    2014年度星耕舎農場CSA会員募集中


    いつも皆様から物心両面のご支援・ご指導を頂き厚くお礼申し上げます。


    さて今年も星耕舎農場のCSA会員を募集する時期となりました。今年は継続的な農場の支援と「会員全員の農場」というCSA理念も踏まえてシーズン会員を募集することに致しました。また基準額も引き上げさせて頂くことにしましたので、今年一年皆様と「経済生活の博愛に基づく、全ての人が生活していける商品価格の決定」について対話していきたいと考えています。ご質問・ご要望がありましたら遠慮なくご連絡頂けますようお願い申し上げます。



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    星耕舎CSA会員のシーズン基準額について


    星耕舎では経済の博愛という見地から通常の定価とは異なる基準額を定めています。農産物生産にかかる費用を消費する人全員で負担して頂き、平等にではなく、博愛を持って負担するという趣旨をご理解の上、農産物の注文をして頂くことになります。今シーズンは初めての試みとして、星耕舎CSA会員の会費もシーズン基準額として募集することとしました。

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    CSA(地域支援型農業)


    CSAとは、Community Supported Agricultureの略で、一般には「地域で支える農業」という意味ですが、最近では広く、消費者や販売者などが、生産者と連携あるいは生産者を支援し、自分たちの食糧生産に自分たちも積極的にかかわる、という形の農業を意味することもあるようです。CSAはもともと、1960年代に生産者と消費者による「提携」という形の営農形態で日本でスタートしたものが、teikeiという言葉とともにアメリカ合州国(USA)にわたった後、そこで発展したとされており、現在ではUSAがCSAの先進地となっています。


    その形態の一つを簡単に言うと、「消費者は、出所のはっきりした安全で健康に資する食糧供給を受ける代わりに、その農地・農家をしっかり支援する。農家もそれに応えるべく良い農産物を作ることに専念する。そして天候不順による不作などのリスクも共有する。」というものです。


    星耕舎では、上記CSA理念の実現を目指しています。農産物は健康を左右する食べ物ですから個人個人で必要とする農産物とその量はまちまちであり、また経済状態も同じではありません。そこで定価を定めると経済状態が異なるにもかかわらず全員が平等に費用負担をすることになります。これは一見公平のように感じられますが、本来人が必要とする食べ物とその量はその人の経済状態とはほとんど無関係といっても異論はないと思います。つまり農産物を多く必要とする家庭が常に多額の費用負担ができるとは限りませんし、逆もまた真で農産物を多くは必要としない家庭で多額の費用負担ができる場合もあります。そこで農産物収入が農場の費用に充当されるということを前提に、消費者(農場を経済的に支える人)全員が博愛を持って自らが費用負担できる額を真摯に考えることによって総体として農場の全費用が充当されると考えるのです。


    その自己負担額を決める際に目安となるのが基準額(総費用/消費者数)ですが現時点で厳密に計算することは不可能ですから一般的な有機栽培農産物価格を参考に定めています。もし基準額が送られてきた農産物の品質から考えて高額だと感じられればそれは品質についての議論は措くとしても農場管理者の責任でもありますからそれを自己負担額に反映されても異論はありません。しかし経済の博愛は農場を経済的に支える人どうしに向けられるべきものであるという面も想起して自己負担額を決定して頂ければと思います。


    欧米のCSA (Community Supported Agriculture地域支持型農業)では年度会員全員で農場の農産物を得る代わりに会員全員で農場の年度費用を負担するという合意の元、年度予算会議の時に収支が合うまで各会員の自己申告額を何回も申告して貰うのだそうです。参加者全員が農場の設立趣旨を理解し、経済の博愛を持って費用負担を行っていく上で最も大切なのはありふれている表現ですが農業者と消費者との顔と顔とが見える関係作り、つまりお互いに信頼できる関係作りにあることは明らかです。


    以上のことをご承知おき頂き、今シーズンの星耕舎CSA会員としてお申し込み頂ければ幸いです。


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